ブラジル・スペイン アジア市場における協力関係構築

スペインのフアン・カルロス国王のブラジリア訪問を機に、ブラジル・スペイン両国の主要経済団体は、アジア、中東市場への新規参入に協力してあたっていく、ということで合意した。

この協定は、ブラジル工業連盟CNIの会長、Robson Braga de Andrade氏と、スペイン経団連CEOE(Confederación Española de Organizaciones Empresariales)の会長、Juan Rosell氏との間で結ばれた。

ブラジル工業連盟CNI、スペイン経団連CEOEの両団体は会談の席で、ブラジル・スペイン経済会議(Consejo Empresarial Brasil-España)の発足も宣言した。この会議は、両国の貿易拡大を主導し、ブラジルでは労働力の確保が必要とされていることから、職業訓練分野においても連携していく役割を担うものになる。

今回この協定が目的とするのは、成長が期待されるアジアや中東において、両国が市場獲得に向けて「力を合わせる」ことであるという。

今回のブラジル訪問において、スペイン経団連CEOEのRosell氏は「多くのスペイン企業はブラジル等の国々における存在感の強化を図りたいと考えているが、世界的な経済危機の影響を回避するためには、ブラジルは競争力の点で特に優位である」とも述べている。

今回のスペイン国王のブラジル訪問には、Banco Santander、Repsol、Telefónica、Iberdrola、Iberia、Isolux、 Abengoa、Gas Natural Fenosa、Indra、Acciona、 CAF、Talgo、Navantia、Airbus Militaryを始めとする、多数のスペイン企業の経営者達が同行している。